Changes between Version 1 and Version 2 of ZooWorkshop/FOSS4GJapan/ja/UsingZooFromOSGeoLiveVM


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Nov 1, 2010, 7:32:04 AM (14 years ago)
Author:
hayashi
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  • ZooWorkshop/FOSS4GJapan/ja/UsingZooFromOSGeoLiveVM

    v1 v2  
    1 = Using ZOO from an OSGeoLive virtual machine =
     1= OSGeoLiveの仮想マシンによる ZOO の利用 =
    22
    33[[TOC(noheading)]]
    4 [wiki:ZooWorkshop/FOSS4GJapan/ja/Introduction Prev.] | [wiki:ZooWorkshop/FOSS4GJapan WorkShop table of content] | [wiki:ZooWorkshop/FOSS4GJapan/ja/CreatingOGRBasedWebServices Next]
     4[wiki:ZooWorkshop/FOSS4GJapan/ja/Introduction/ Prev.] | [wiki:ZooWorkshop/FOSS4GJapan/ja WorkShop table of content] | [wiki:ZooWorkshop/FOSS4GJapan/ja/CreatingOGRBasedWebServices Next]
    55
    6 [http://live.osgeo.org/ OSGeoLive] is a live DVD and virtual machine based on [http://www.xubuntu.org/ Xubuntu] that allows you to try a wide variety of open source geospatial software without installing anything. It is composed entirely of free software and include ZOO 1.0 this year, for testing purpose.
     6[http://live.osgeo.org/ OSGeoLive] は [http://www.xubuntu.org/ Xubuntu] を基にしたライブDVDの一つであり、インストールをすることなく、多くのオープンソース地理空間情報に関連するソフトウェアを利用することができる。これは全てフリーオープンソースソフトウェアから構成され、今年からテストを目的としてZOO1.0も含んでいます。
    77
    8 == ZOO Kernel Installation  ==
    9 翻訳中・・・
     8
     9== ZOOカーネルのインストール  ==
     10導入部分での説明の通り、すぐにZOOカーネルを利用できるように、OSGeoLive仮想マシンイメージディスクが、あなたのコンピュータにインストールされています。仮想マシンイメージディスクの使用は、ZOOカーネルの使用や、ローカル環境でのZOOサービス開発のための最も簡単な方法であり、Cサービスのコンパイルや、Pythonの動作をするための必要な設定はすべて行われています。ZOOに関連するすべての教材やソースコードは、 {{{/home/user/zoows}}} ディレクトリに置かれています。ワークショップ中は、このディレクトリ内で作業します。 ZOOカーネルのバイナリバージョンもまた、 {{{/home/user/zoows/sources/zoo-kernel}}} にコンパイルされ保存されているので、ZOOカーネルを使用するためには、{{{/usr/lib/cgi-bin}}} ディレクトリの{{{zoo_loader.cgi}}}と {{{main.cfg}}} の2つの重要なファイルをコピーするだけです。以下のコマンドに従ってください。:
     11
     12{{{
     13#!sh
     14sudo cp ~/zoows/sources/zoo-kernel/zoo_loader.cgi /usr/lib/cgi-bin
     15sudo cp ~/zoows/sources/zoo-kernel/main.cfg /usr/lib/cgi-bin
     16}}}
     17
     18このワークショップ中は、ZOOカーネルと {{{zoo_loader.cgi}}} スクリプトについては、同じものとして扱いますので注意してください。
     19
     20{{{main.cfg}}} ファイルは、{{{identification}}}や{{{provider}}}に関するメタ情報だけでなく、いくつかの重要な設定情報も含まれています。ファイルは様々なセクション、主に{{{main}}}, {{{identification}}}と{{{provider}}}をデフォルトとして構成されています。もちろん特定のサービスのために、新しいセクションの追加は自由に行ってください。
     21しかし、{{{env}}} 及び{{{lenv}}}セクションの名前は、特定の方法で扱われることに注意してください。 {{{env}}} は、実行中のあなたのサービスに必要とする環境変数を定義します。例えば、あなたのサービスがフレームバッファ上のXサーバーへのアクセスを要求したとき、この特異性を考慮するためにDISPLAY=:1の1行をenvセクション中に追加することができます。{{{env}}}セクションと同様に、{{{main.cfg}}}には{{{lenv}}} セクションがあります。これは、ZOOカーネルやZOOサービスによって、実行中のサービスのステータス情報が記述されます。例えば、あなたのサービスがうまく動作しなかった際、クライアントに返答される{{{ExecuteResponse}}} の{{{Status}}}ノード中に表示されるように、{{{lenv}}}の中の{{{message}}}の値を設定することができます。 また、もしあなたのサービスが実行に時間がかり、処理ステータスの情報が取得できる場合、完了した実行中のサービスタスクをパーセンテージを表示するために 、{{{lenv}}}に値を0から100の間で設定できます。
     22
     23このファイルを確認してください。3つの重要なパラメーターが下記に示されています。
     24
     25 * {{{serverAddress}}} : ZOOカーネルへ接続するためのURL
     26 * {{{tmpPath}}} : 一時ファイル保存場所へのフルパス
     27 * {{{tmpUrl}}} : serverAddressに関連した一時ディレクトリへアクセスするためのURLフルパス
     28
     29実行中の仮想マシンから使用される{{{main.cfg}}}ファイルの値は次の通りです:
     30
     31{{{
     32#!sh
     33serverAddress=http://localhost/zoo
     34tmpPath=/var/www/temp
     35tmpUrl=../temp/
     36}}}
     37
     38気がついているかもしれませんが、{{{tmpUrl}}}は{{{serverAddress}}}からの相対URLであり、ディレクトリでなければなりません。ZOOカーネルが{{{zoo_loader.cgi}}}スクリプトの完全URLとして使用できるとしても、ZOOカーネルの完全な機能や読み易さのため、http://localhost/zoo/ として直接URLを使用できるように、Apacheの標準設定を変更しなければなりません。
     39
     40最初に、zooディレクトリを{{{/var/www/}}}(ApacheのDocumentRootディレクトリ)の中に作成してください。次に {{{/etc/apache2/sites-available/default}}}の設定ファイルを編集し、{{{/var/www}}}に関する{{{Directory}}}ブロックの後に、下記の数行を追加してください:
     41
     42{{{
     43#!sh
     44<Directory /var/www/zoo/>
     45    Options Indexes FollowSymLinks MultiViews
     46    AllowOverride All
     47    Order allow,deny
     48    allow from all
     49</Directory>
     50}}}
     51
     52{{{/var/www/zoo}}} のなかに、 {{{.htaccess}}} を新しく作り、下記の数行を記述してください:
     53
     54{{{
     55#!sh
     56RewriteEngine on
     57RewriteRule (.*)/(.*) /cgi-bin/zoo_loader.cgi?metapath=$1 [L,QSA]
     58RewriteRule (.*) /cgi-bin/zoo_loader.cgi [L,QSA]
     59}}}
     60
     61
     62この最後のファイルをApacheで実行するためには、以下のようにロードファイルをコピーして、Apache モジュールの書き換えを実行しなければなりません。:
     63
     64{{{
     65#!sh
     66sudo cp /etc/apache2/mods-available/rewrite.load /etc/apache2/mods-enabled/
     67}}}
     68
     69または、{{{a2enmod}}} ツールを次のように使用してください:
     70
     71{{{
     72#!sh
     73a2enmod rewrite
     74}}}
     75
     76Apacheウェブサーバーを再起動することで、ZOOカーネルにアクセスできます。:
     77
     78{{{
     79#!sh
     80sudo /etc/init.d/apache2 restart
     81}}}
     82
     83このワークショップではOSGeoLive環境から、その他の2つのソフトウェアを使用します。
     84
     85まず !MapServer は、これから設定していくZOOサービスのためのWFS入力データとして使用します。[wiki:ZooWorkshop/FOSS4GJapan/ja/CreatingOGRBasedWebServices セクション3] では、オークニー社(日本のポリゴンデータ)から提供された !MapServer データセットを、作成したサービスで使用されます。
     86
     87!OpenLayers ライブラリもまた、OSGeo Live 仮想マシンイメージディスクの中で利用できます。[wiki:ZooWorkshop/FOSS4GJapan/BuildingWPSClientUsingOL#BuildingaWPSclientusingOpenLayers セクション4] で、新しく作られた ZOO サービスの問合せに使う簡単な WPS クライアントアプリケーションに利用されます。
     88
     89GDALライブラリのPythonモジュールとOGR C-APIを使用するため、対応するヘッダーファイル、ライブラリ、関連ファイルを必要とします。すべてがデフォルトで、OSGeoLiveパッケージ上で使用できる状態になっています。
     90
     91== !GetCapabilities で ZOO のインストレーションをテストする ==
     92
     93ブラウザからの以下のリクエストに従って簡単にZOOカーネルのクエリーを実行できます:
     94
     95[http://localhost/cgi-bin/zoo_loader.cgi?Request=GetCapabilities&Service=WPS]
     96
     97これで、以下の有効な {{{Capabilities}}} XMLドキュメントを得ることができます:
     98
     99[[Image(http://www.zoo-project.org/trac/raw-attachment/wiki/ZooWorkshop/FOSS4GJapan/UsingZooFromOSGeoLiveVM/Practical%20introduction%20to%20ZOO%20-%202.png,width=550px,align=center,nolink)]]
     100
     101利用可能なZOOサービスがないと、{{{ProcessOfferings}}} セクションで、{{{no Process}}} ノードが戻ってくることに注意してください。以下のコマンドをつかってコマンドラインからの {{{GetCapabilities}}} リクエストも行うことができます:
     102
     103{{{
     104#!sh
     105cd /usr/lib/cgi-bin
     106./zoo_loader.cgi “request=GetCapabilities&service=WPS”
     107}}}
     108
     109次のスクリーンショットに表示されているように、ブラウザと同様の結果が返されます:
     110
     111[[Image(http://www.zoo-project.org/trac/raw-attachment/wiki/ZooWorkshop/FOSS4GJapan/UsingZooFromOSGeoLiveVM/Practical%20introduction%20to%20ZOO%20-%203.png,width=400px,align=center,nolink)]]
     112
     113コマンドラインからのZOOカーネルの実行は、新しいサービスの開発に便利です。
     114
     115== ZOO Services Providerディレクトリの準備 ==
     116
     117まず作業を簡略化するために、新しいServices Providerを作成する際に使用されるディレクトリ構造について説明します:
     118
     119 * メインServices Providerディレクトリはこれらを含みます:
     120  * すべての {{{zcfg}}} メタファイルと 共有オブジェクト(C Shared Library あるいは Python もモジュール)サービスを含む {{{cgi-env}}} ディレクトリ
     121  * Services Providerをコンパイルするためには {{{Makefile}}} と {{{*c}}} ファイルが必要です。
     122
     123上記のことに注意しながら、ws_sp メイン Services Provider ディレクトリを、{{{/home/user/zoows/sources/}}}にある既存の zoo-servicesディレクトリに作成してください。
     124
     125
     126{{{
     127#!sh
     128mkdir -p /home/user/zoows/sources/zoo-services/ws_sp/cgi-env
     129}}}
     130
     131次のセクションで {{{Makefile}}} とC 、Python Service Shared Objectのコードについて説明していきます。
     132
     133[[BR]]
     134[wiki:ZooWorkshop/FOSS4GJapan/ja/Introduction Prev.] | [wiki:ZooWorkshop/FOSS4GJapan/ja WorkShop table of content] | [wiki:ZooWorkshop/FOSS4GJapan/ja/CreatingOGRBasedWebServices Next]

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